創業当初からのわが社を語る ギグワークス株式会社 取締役執行役員 事業開発部長 浅井
Q:1999年入社とありますが、当時はまだまだIT業界黎明期でしたよね。
“ド”ベンチャーだったんじゃないですか?
本当に(笑)私はアルバイトで入社した当時は神楽坂の雑居ビルに会社がありました。とっても汚かったですねぇ…(笑)社員は10名程度で、アルバイトが沢山いて…。
大学のサークル活動のような雰囲気がありましたね。
Q:一緒に働くアルバイトの皆さんはどんな人がいらっしゃったんですか?
当時、いわゆるITベンチャー企業が沢山ではじめたころだったので、色々な学部の大学生たちと一緒に働いていました。
私は、ゲームプログラマーになりたくて上京していたので、大学生たちのようなインターン的要素ではなくお金を稼ぐためにアルバイトをしていました。
Q:どんな仕事をしていたんですか?
2000年頃はPCが普及し始めた頃だったので、個人宅でのPC設定業務をしたり、年賀状ソフトのサポートをしたり。小さいながらもコールセンターもあったので、そのオペレーター業務もやってましたね。
Q:アルバイトから新卒入社されていますよね?
なぜ入社をしようと思ったのですか?
もうちょっと東京にいたかったんです(苦笑)「卒業したら帰ってこい」と上京する時に父から言われていたので、地元でも就活をしてシステム会社から内定もいただけてたんですけどね。
なんとなくもやもやと迷っていて「よし、帰ろう。」とはならなかった。
もう少し東京で生活したいと迷っていた私に、当時の社長から、「当社で働きませんか?」と言われて入社しました。
Q:正社員として入社されてからは、どんな仕事をしていたんですか?
なんでもやりました!
当時はプログラミングの知識もあったので、エンジニア業務もコールセンターのSV業務もなんでもやっていましたね。コールセンターのシフトも組んでいましたし、当日欠席者がいると代わりにオペレーター業務もしていました。
社員が少ないからなんでもやるしかない(笑)体力はあったのできつくなかったですね。
Q:辛いと思ったことはなかったですか?
仕事で辛くないことなんてない、と思っていますね。若いころはすべきことがたくさんあって、でも時間は限られてて忙しくて忙しくて。p>
今は、責任の重さが増した分、違う重みを感じています。
Q:当社のgood pointと今後の課題や成長ポイントってなんだと思いますか?
まず、成長し続けていること。増収増益しつづけられていることは会社としてよかったなと思っています。
次にマーケットの拡大ができていること。
最後に、社員の働きやすい環境や制度を作りつつあること。
ベンチャー時代を知る私は、「会社」になったなぁ…としみじみ思うときがあります(笑)
今後の課題は、「労働市場に革命を起こすために何ができるか」を考え続けることです。労働者が、成果の分だけ評価を得られる社会にしたい。そして、介護や育児など働きたくてもスキマ時間を生むことすら難しい皆さんも、躊躇することなく働ける世の中にしたいと思っています。
私自身も介護をした経験があるのですが、本当に時間が作れない。
でも誰と話すのでもなく介護だけの一日ってむなしいんですよね。 どうやって労働市場に革命を起こすか、介護を体験した私が作れる革命もあるんじゃないかなぁって思ってます(笑)
Q:これから入ってくる新入社員に求めていることはありますか?
努力ができる人であってほしいですね。
貪欲に、知識や経験を蓄えようとする皆さんと一緒に働きたいです。
努力をして身につけたことは、年月を経て自分の糧となります。
Q:10年後のギグワークスグループはどうなっていると思いますか?
全く想像がつきません(笑)10年前に今のような規模の会社になることは想像もできなかった・・・。世の中がとても早いスピードで変化しているので、10年先って随分難しいですね(笑)